「クリエーティブ・フォーラム2024」開催(対面開催)のお知らせ

「クリエーティブ・フォーラム2024」を2024年7月6日(土)に目白大学新宿キャンパスにおいて「対面」にて開催いたします。

開催日時
2024年7月6日(土) 13:00~18:00(12:30開場)
開催は対面のみで、講演のオンラインによる同時配信はありません。

開催場所
目白大学 新宿キャンパス 研心館1F大ホール
西武新宿線・都営地下鉄大江戸線「中井」駅より 徒歩8分
都営地下鉄大江戸線「落合南長崎」駅より 徒歩10分
東京メトロ東西線「落合」駅より 徒歩12分
目白大学新宿キャンパスアクセス 
目白大学新宿キャンパスマップ

大会テーマ
クリエーターから見るメディアの再評価
~広告主主導のメディアクロスから、消費者主導のメディアクロスへ~

実施概要:
昨今、企業の広告戦略を構築する際、メディアの選定の考え方が変わってきたように思います。これまでは、「どれだけの費用で」「どんな人に」「どれだけリーチできるか」という指標でメディア選定を行ってきました。しかし最近では、直接そのメディアに接触しない人にもどのようにその広告が広がっていくかを逆算してメディア選定するケースが増えています。それはSNS上での広告の話題化が要因です。私(実行委員長:藤本)の担当している授業で大学生たちに好きな広告を聞いたところ、テレビCMよりも屋外広告や新聞広告を挙げる若者が多かったのがとても印象的でした。これからの広告プランニングは、各メディアの特徴を捉えた「そのメディアだからこそ実現できる“人に言いたくなる広告”」の実現が重要と考えます。様々なメディアをうまく使い分けながら効果的な広告を実現しているクリエーターの視点と、SNSで話題にしたくなる動機の仕組みを研究している学術的視点から、これからのメディア活用のヒントを見つけていきましょう。

主催:日本広告学会クリエーティブ委員会
後援:一般社団法人 日本広告業協会、公益財団法人吉田秀雄記念事業財団

パンフレット, プログラム詳細はこちらをご覧ください
プログラム

第1部 13:00~15:55
開会挨拶 石崎徹(⽇本広告学会会長)、三上義一(目白大学メディア学部長) 13:00~13:10
実施概要説明 藤本 耕平(クリエーティブ・フォーラム2024実⾏委員長) 13:10~13:15

基調講演(1) 「広告とメディアの幸福な関係」 13:15~14:05
宇佐美 雅俊(TBWA HAKUHODO/Senior Creative Director)

2009年に博報堂に入社後、2018年よりTBWA HAKUHODO。2022年にクリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリストに選出され、2023年には世界最大の広告祭Cannes Lionsで日本初のInnovation部門 Goldを受賞している。また、アジア最大の広告専門誌 Campaign Asia-Pacificが、マーケティングコミュニケーション業界の傑出した若手リーダーを表彰する「40 under 40」(40歳未満の40人)に選出。他にも、D&AD、文化庁メディア芸術祭など、国内外の賞を約150以上受賞。音楽は耳で聴くものという常識にとらわれず、音楽の民主化を目指した「耳で聴かない音楽会」や、廃棄貝殻を環境配慮型ヘルメットに生まれ変わらせた「HOTAMET」など、広告で培ったクリエイティビティで社会に意味のある変化を生み出すプロジェクトも多く手掛ける。


基調講演(2) 「二次接触まで見据えて効果最大化を狙う、 クリエーティブアプローチ。」 14:10~15:00
加我 俊介(株式会社電通/クリエーティブディレクター・コミュニケーションプランナー)

外資系コンサルティングファーム、ADKを経て、2012年電通入社。従来型のマス広告に、話題拡散装置としてのOOHやデジタル・イベント・PRなどを組み合わせた統合的な広告コミュニケーションを数多く手がける。その他にも、広告領域に限らず、展覧会や店舗の企画プロデュース、TVドラマ制作など幅広い領域に従事。主な受賞歴は、ACCグランプリ、SPIKES ASIA金賞、One Show金賞、Epica金賞、TIAA金賞、Adfest銀賞、NY ADC銀賞、文化庁メディア芸術祭など。






基調講演(3)「クチコミを広げる人とその動機」15: 05~15:55
羽藤 雅彦(関西大学総合情報学部 教授)

関西大学大学院商学研究科博士課程後期課程修了。博士 (商学)。流通科学大学商学部専任講師、准教授、教授を経て2024年4月より現職。日本広告学会理事。日本消費者行動研究学会幹事。日本商業学会関西部会幹事。専門は消費者行動論やブランド論、マーケティング論。ブランド・コミュニティを中心に消費者とブランドとの結びつきについて社会性を考慮した視点から研究。近年はコミュニティ感覚やクチコミ、聖地巡礼等にも注目。主な業績は『ブランド・コミュニティ:同一化が結びつきを強化する』(中央経済社:単著)、『地域創生と観光』(千倉書房:共編者)など。


 

第2部 16:25~18:00
パネルディスカッション 16:25~17:55
パネリスト:宇佐美 雅俊、 加我 俊介、羽藤 雅彦
モデレーター:佐藤 達郎(多摩美術大学 教授)

閉会挨拶:芳賀 康浩(⽇本広告学会副会長)17:55~18:00


参加申込方法
下記リンク先のフォームからお申込みください。
参加の申し込みはこちらをクリック
参加申込期間:2024年5月8日(水)~2024年7月4日(木)23:59まで
※日本広告学会員以外の方でも参加可能
参加費
無料
注意事項
会場において、全ての講演者ならびに提示資料などの撮影、録画、録音は禁止いたします。
また講演内容や配布資料をSNSなどに投稿すること、ならびにブログなどに無断で記載することも禁止いたします。
お問い合わせ先
日本広告学会クリエーティブ・フォーラム2024事務局
crf2024@googlegroups.com
実行委員
委員長 藤本耕平(ADKマーケティング・ソリューションズ)
副委員長 勝野正博(目白大学)
実⾏委員 井上一郎(江戸川大学)、田部渓哉(日本大学)、西山守(桜美林大学)、柳志旼(東京大学博士課程) (*五十音順)